Pearl(パール) フルート Quantz PF-665E
Pearl(パール) フルート Quantz PF-665E
総銀製の頭部管を採用し、やわらかく深みのある響きを実現。
エントリーモデルとして、このクラスにふさわしいよう独自に設計された頭部管による、吹きやすさを追求したお求めやすいフルートです。頭部管に銀を採用することにより、適度な抵抗感とすばやいレスポンスを得られます。多くの方が最初に手にするパールフルートでもあり、世界的なベストセラーモデルです。
コントロールしやすい頭部管
独自に開発されたこのクラス専用の頭部管( TPH-6J)は、総銀製の上質でやわらかな音色が魅力。初めての方でも吹きやすいように設計しています。
カバードキィ
キィカップ全体が覆われているタイプなので、指でキィを押さえればトーンホール(音孔)を塞ぐことが出来ます。手の小さな方や指先の細い方でも楽に演奏することが可能です。
ポイントアーム
ハンドメイドのつくりを受け継いだ高級感あふれるデザインは、カップのセンターまでアームを取り付けることにより、キィタンポの狂いが少なくなります。
Eメカニズムは標準装備
一般的に出しづらいと言われる第3オクターブ目のE(ミ)の音を出しやすくするためのメカニズムです。
一本芯金 One-piece Core-bar
フルートを使い込むにつれ、Aキィ(Aisレバー)の動きが悪くなったというトラブルをよく耳にしますが、これはB♭キィ(左手中指)を酷使することによって生じるものです。またフルートのメカニズムは、F#キィのとなりにあるメイン・ポストにおいてとりわけ傷みやすいものです。パールの”一本芯金”は上のC#(左手人差し指)からメイン・ポストに至るまで、一本の芯金を通すことによってそのトラブルを解消。その結果、メカニズムの信頼性が高まり、感触もよく、さらには調整、メンテナンスなどがスムーズに行えるようになります。これはまさに、フルートの進化を促した画期的な改良と評価されています。
ピンレス・メカニズム Pinless Construction
“ピンレス・メカニズム”は19世紀半ばに誕生したベーム式フルートのメカニズムを初めて改良し洗練させた重要な技術革新として知られていますが、実は、このシステムが”一本芯金”と併用されることにより、完璧なメカニズムを完成させることができたのです。ピン打ちを行う伝統的なフルートの構造では、連動するキィ・メカニズムのパーツをつなぐため、キィ・シャフトに穴をあけますが、これがキィ・シャフト自体を弱めてしまう結果となります。しかも、汗の侵入を許してしまい、管を酸化させるなどのトラブルを発生させ、腐食やキィの曲がりを促してしまうのです。パール独自の”ピンレス・メカニズム”では、ブリッジ機構を加えることによってこれらの問題を解決し、メカニズム全体に強度を与えました。そしてフォルセット・スクリュー(芯金止めネジ)をキィ・システムの下からねじ込むことにより、メカニズムへの汗の侵入を防いでいるのです。
ケース
仕様
調子 | C管 |
頭部管 | 銀製(Ag925) |
管体/キィメカニズム | 洋銀製(銀メッキ仕上げ) |
その他 | カヴァードキー |
付属品 | ケース、ケースカバー、クリーニングロッド、ガーゼ |
※お取り寄せ手配です。在庫状況により、多少お時間を頂く場合がございます。